忘れられない話

音霊番外編の弾き語りに行った時。
小高さんが曲について(事務所の社長さんのために作った曲で、その社長さんが亡くなられた)話していた。
亡くなったのは社長さんだが、僕も少し死んだ。人はこうやって少しずつ死んでいくんだと。



自分以外の人が亡くなることも自分の魂を擦り減らし少しずつ死んでいくという感覚は、ポジティブでない表現にも関わらず生きていれば必ず直面する他人の死を自分の心に留めていることが痛いほど伝わった。


「生かされている」、「死んでいく」、その感覚を忘れなければ、必死に生きていけるんじゃないだろうか。